FUNDINNO(ファンディーノ)は上場会社が運営する株式投資型クラウドファンディング

FUNDINNO(ファンディーノ)は、個人投資家がインターネットを通じて未上場企業に投資できる、株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。

FUNDINNO

運営会社の株式会社FUNDINNOは、2025年12月に東証グロース市場へ上場しました。
証券コードは 462A です。(IPO承認時の情報

FUNDINNOは、未上場企業への出資だけでなく、未上場株式の売却機会を提供する「FUNDINNO MARKET」も展開しています。
株式投資型クラウドファンディングの弱点である流動性リスクに対して、業界内で早くから取り組んできたプラットフォームです。

FUNDINNOは東証グロース上場会社に

FUNDINNOは、2017年4月にサービスを開始した日本初の株式投資型クラウドファンディングサービスです。

項目 内容
サービス名 FUNDINNO(ファンディーノ)
運営会社 株式会社FUNDINNO
証券コード 462A
上場市場 東京証券取引所グロース市場
主なサービス FUNDINNO、FUNDINNO PLUS+
FUNDINNO MARKET
FUNDINNO MARKET PLUS+
FUNDOOR など

運営会社が上場したことで、決算情報や事業方針を投資家が確認しやすくなりました。
株式投資型クラウドファンディングの事業者としては、透明性の面でひとつの安心材料になります。

ただし、運営会社が上場していることと、FUNDINNOで募集される未上場企業の投資成果は別です。 各プロジェクトの事業内容、資金使途、リスク、エンジェル税制の有無などを確認してから投資判断しましょう。

投資回収事例が多い

株式投資型クラウドファンディングはIPO(上場)でEXITが一番リターンの期待値が高い

FUNDINNOの大きな特徴は、株式投資型クラウドファンディングの投資回収事例が複数あることです。

IPO、M&A、事業会社による一部買付、自社による買取など、投資回収の方法は案件によって異なります。


企業名 投資回収方法 リターン
ハーバルアイ
旧:漢方生薬研究所
事業会社による一部買付 1.5倍
nommoc 事業会社による一部買付 1.5倍
琉球アスティーダ
スポーツクラブ
TOKYO PRO Marketへ上場 1.4倍
Innovation Farm M&A 1.1倍~4.4倍
NPT TOKYO PRO Marketへ上場 1.2倍
Trim M&A 2.15倍

投資回収事例があることは大きな実績ですが、すべての案件でリターンが得られるわけではありません。
スタートアップ投資は、投資回収までに長い期間がかかることもあり、解散・倒産により損失となる可能性もあります。

10万円程度から未上場企業に投資できる

FUNDINNOでは、案件にもよりますが、10万円程度から未上場企業に投資できます。

上場株式とは異なり、投資先は未上場企業です。
短期売買で利益を狙う投資ではなく、IPO、M&A、事業会社による買付などの投資回収を待つ投資になります。

  • 少額からスタートアップ企業へ投資できる
  • エンジェル税制の対象案件では、税制優遇を受けられる場合がある
  • 事業の成長を株主として見守れる
  • 一方で、元本保証はなく、換金性も低い

投資金額はプロジェクトごとに異なります。
投資前には、募集ページに掲載されているリスク情報、事業計画、資金使途、株主優待、エンジェル税制の対象有無を確認しましょう。

FUNDINNO MARKETで未上場株式の売却機会も

株式投資型クラウドファンディングの大きなデメリットのひとつが、売りたいときに売りづらい流動性リスクです。

FUNDINNOは、この流動性リスクに対応するサービスとして、未上場株式をオンラインで売買できる「FUNDINNO MARKET」を提供しています。

2026.6.11時点
項目 内容
サービス FUNDINNO MARKET
特徴 株主コミュニティ制度を利用した未上場株式の売買サービス
購入手数料 0.0%(税込)
売却手数料 売却代金の11.0%(税込)

FUNDINNO MARKETにより、IPOやM&Aの前に売却できる可能性があります。
また、過去に募集された未上場企業の株式を買える可能性もあります。

  • 売り手:EXIT前に換金できる可能性がある
  • 買い手:過去に応募できなかった未上場株式を購入できる可能性がある

ただし、FUNDINNO MARKETで必ず売買できるわけではありません。
買い手・売り手の注文が合わなければ約定しないため、上場株のような流動性は期待しすぎない方がよいです。

FUNDINNOで投資する際の注意点

FUNDINNOは実績のあるプラットフォームですが、投資先は未上場企業です。
上場株式よりも情報量が少なく、業績や資金繰りの変化も見えづらい場合があります。

  • 元本保証ではない
  • 解散・倒産により投資資金を失う可能性がある
  • 売却できるまで長期間かかることがある
  • FUNDINNO MARKETに掲載されても、必ず売買できるわけではない
  • エンジェル税制の対象かどうかは案件ごとに異なる

投資回収事例がある一方で、解散・倒産となる企業もあります。
FUNDINNOだから安心というより、FUNDINNOは投資機会と投資回収手段を提供するプラットフォームとして見ておくのがよいと思います。

FUNDINNOのまとめと投資家登録

FUNDINNOの特徴をまとめると次の通りです。

  • 日本初の株式投資型クラウドファンディングサービス
  • 運営会社は東証グロース上場のFUNDINNO(462A)
  • IPO、M&A、買付など複数の投資回収事例あり
  • FUNDINNO MARKETにより、未上場株式の売却機会も提供
  • 未上場企業への投資なので、損失リスクや流動性リスクは大きい

株式投資型クラウドファンディングに投資するなら、FUNDINNOはまず確認しておきたい主要プラットフォームです。

一方で、実績のあるプラットフォームを使っても、投資先企業の成長が約束されるわけではありません。
少額から分散し、1社に資金を集中させすぎないことも大切です。

メールインタビューしました

2021年12月に、FUNDINNOの代表取締役CEOである柴原様にメールインタビューをさせて頂きました。

  • 株式投資型クラウドファンディングについて
  • プロジェクトについて
  • セカンダリーマーケットについて

サービス開始当時の考え方や、セカンダリーマーケットについて聞いています。
現在の情報とは一部異なる可能性がありますが、当時の制度やサービスの方向性を知る参考になります。

カブクモ運営者の投資実績

カブクモ運営者は、実際にFUNDINNOにて株式投資型クラウドファンディングへの投資を行っています。

投資月 プロジェクト名 投資額 結果
2022年
3月
武蔵医研
病院向け酸素ボンベ管理ソリューション
10万円 投資中
2021年
12月
Innovation Farm株式会社
次世代通信規格″LPWA″をプラットフォーム化し、社会インフラをIoTで守る!
セカンダリーマーケットに掲載
10万円 +3,950円
3.95%

投資実績はあくまで個人の記録です。
株式投資型クラウドファンディングはハイリスクな投資なので、余裕資金の範囲で検討しましょう。