ヘルパーリンクの株式投資型クラウドファンディングの評価

「超高齢化」する日本を救う、地域住民×高齢者のマッチングで家族に代わり介護を担うサービスを全国へ展開。

介護や日常の困りごとを抱える高齢者と、スキマ時間で高齢者のお手伝いをして報酬を得られるサポーター（地域住民）をマッチングするサービス「ヘルパーリンク」を運営するプロジェクトです。

介護や生活サポートを求める高齢者向けに、最短で即日からサービスを利用できるように利便性を高めているのが特徴です。

基本料金は1時間あたり1,500円?と安価ながら、介護の専門的な内容から日常生活のサポートまで幅広く対応しています。

高齢者とサポーターとのマッチングも、ただ機械的に組み合わせるのではなく、依頼内容に適したサポーターが手配できるよう、エリアコーディネーターが高齢者の予約を丁寧に支援しています。

サポーターは無資格・無経験でも独自の研修制度があるそうです。また近所で働くことができることもメリットになります。

総人口のうち、65歳以上の高齢者の割合は約29.1％（出典：総務省統計局 2021年）。
日本は約3人に1人が高齢者と言われるほどの超高齢社会にあります。

介護保険制度がありますが、それだけで高齢者の生活を全て支えることは非常に難しい状況にあり、社会問題化しています。

「ヘルパーリンク」は、これらの問題を解決できる可能性を持った社会性のあるプロジェクトです。

ヘルパーのマッチングサービスは「ヘルパーリンク」以外にも多くあります。

スケッター、クラセル、クラウドケアなどのサイトやアプリがあり、似たようなサービスが展開されています。
またLINEを活用したサービスもあり、同業他社は多い状況です。

投資としてのみ考えた場合、想定通りのEXITは厳しいところもありますが、高齢化社会に向けて社会的に役に立つサービスを応援することも意義があることだと思います。

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